「幸羽（こはね）」浜松でもっとも勢いのある勢麟グループのハイレベルな焼鳥店！

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2022年12月16日にオープンしたばかりの「幸羽」さん。浜松でもっとも勢いのある勢麟グループの焼鳥店ということで期待値は爆上がり（笑）

今回はランチに勢麟さんで貸し切り後、ディナーに突撃してきました。

オープン2日目という最高のタイミングで行く機会をくれた唯一の鮨仲間には頭が上がりません。

1年間の中でも一番贅沢をした食事！自分のご褒美に贅沢すぎたかもしれないけど最高に楽しい食事に大満足です。

それでは幸羽をご紹介していきます。

※営業時間・定休日・料理・金額については、現在と異なる場合があります。予めご了承ください。

お店の外観

JR浜松駅から約700m、徒歩8分の場所にお店を構えている「幸羽」さん。

通り沿いには看板は出ておらず、路地裏の最深部にお店の看板がお出迎え。

黒壁にライトアップがされていて、いかにも高級感漂う雰囲気を出しています。オープンの時間ぴったりになると、お店の方が扉を開けてくれます。

初見では迷子になってしまうかと思いきや、Googleマップが驚くほど正確に位置を教えてくれているのでGoogleマップを信用してお店に向かってください。

店内の雰囲気

入口から店内まで沢山の開店祝いのお花が並んでいます。

店内は、黒を基調としたおしゃれな雰囲気で、20代前半には場違いかも？と感じてしまう大人の雰囲気に包まれています。

席数はカウンター10席のみ。木の温もり感じるL字のカウンターはどこに座っても調理風景を楽しむことができます。

その中でも今宵は焼台とまな板の前の特等席をGET！

駐車場

幸羽の駐車場は設けられていません。

ですが近くにコインパーキングはあるので、車でお越しの方はそちらを利用しましょう。

メニュー

幸羽さんのメニューはおまかせコース1万円（税込）のみ。（2023年2月現在）

静岡の焼き鳥屋の中では中々チャレンジな価格設定ですね。

そしてコース後に希少部位が残っていてたらもしかしたら追加で注文できる場合もあります。

おまかせコース

烏骨鶏の汽鍋スープ

おまかせコースの一番手は烏骨鶏のスープで食堂の準備運動。150日飼育した烏骨鶏でとったスープは、調味料はもちろん塩も一切使用せず。

野菜の旨味とふんわり香る生姜の香りに包まれます。

天城軍鶏の松風焼

続いては天城軍鳥を使用した松笠焼き。

単品で松笠焼きの登場は初めてのことだけど、お酒のアテにピッタリの味わい。

中には味醂で似たレーズンが入っていてこちらもアクセントに丁度良い！

よだれ鳥

真っ白の美人の肌に茹で仕上げられた丸鶏。

切り口から伝わるしっとりと柔らかい肉質は眺めてるだけでよだれが溢れてくる！これはとんでもない。

先ほど捌いていた丸鶏はマイクロハーブをのせたよだれ鶏に。

器と食材のコントラストが絶妙で芸術のようなビジュアルです。

色濃いドレッシングは、辛みはほとんどなくサラダ仕立ての予想よりもサッパリと召し上がれる味わい。

大根と春菊のサラダ

続いては、浜松の北にある春野町の無農薬の大根と春菊を使用したサラダ。

大根のシャキシャキとした触感にクセのない春菊が口の中をリセット。

天城軍鳥の抱き身

前菜が一旦終わり、ここからが焼き鳥の真骨頂。

1本目は天城軍鳥の皮をパリッと焼き上げた抱き身。絶妙な火加減はもちろん柚子胡椒のピリッとしたアクセントが心地よい。

天城軍鳥のレバー

続いては最近焼肉に行くと絶対に頼むレバー。

中はほぼレアな状態で、臭みは一切感じることなく口の中でとろける！これはビールが進んじゃう。

天城軍鶏のたたき

天城軍鳥を一枚豪快に焼きに入ったと思えば、続いては胸ともものたたき。

中はほとんどレアな仕上がりで塩と山葵をつけていただきます。ほのかに香る炭の香りと肉の旨味！

レアもいいけど火を入れたらまた違った味わいを楽しめそう。

無農薬ニンジンホイル焼き

春野町の契約農家さんからの仕入れた3種類の色違いニンジン。サイズや色合いが違うだけでここまで甘みや香りが違うのかと衝撃を受けた一品。

ホイル焼きにすることで、ニンジン本来の糖度がさらに凝縮されスイーツのような甘みが実現。

特に一番小さい紫色のニンジンはまるでサツマイモを食べてるかのような味わい。

茶碗蒸し

具は一切使用していない、鶏ガラと卵のみのシンプルな茶碗蒸し。

銀杏や海老、ゆり根が入った具沢山の茶碗蒸しもいいけど、りっくんはシンプルな茶碗蒸しが好み。

食道をすっと流れていく滑らかな口当たりに旨味が詰まっている。これはお酒の合間に挟みたい茶碗蒸しだね！

レバーパテ

焼いたパンの上に、炭でキャラメリゼしたレバーパテをのせて頂きます。

レバーパテとは何ぞやって方に、鶏や豚などの肝臓（レバー）を、野菜や調味料、香辛料などと混ぜてペースト状にしたもののことを言います。

レバーパテ自体はレバーのクセが前面に出てるわけではないので食べやすく仕上がっているけど、苦手な方もいるかも。

天城軍鳥のささみ

後半に登場したコイツは、さっぱり食べれる代表格ささみ。淡白なササミは、程よい塩と山葵でペロッと。

浜北コーチンのつくね

450日間もの間育てられた浜北コーチンの挽肉を使用し作られたつくね。

一般的なつくねよりもコリコリとした触感が残り、塩昆布とネギの薬味が絶妙に合う。

シンプルな見た目ながら味わい深い仕上がりです。

胸肉と染めおろし

大根と醤油を合わせた染めおろしを胸肉にのせてサッパリと。変化球な味わいではなく、良い意味でイメージ通りの味わい。

スティックセニョール

静岡県の飲食店やスーパーでよく見かけるブロッコリーの品種。サクッとした歯切れて旨味が口の中で馴染みます。

うずらの玉子

こちらはうずらの玉子を着けた物を串に。中の濃厚な黄身はトロトロで一口の可愛らしいサイズ感。

天城軍鳥の手羽先 フィンガーライム

今日一番のインスタ映えするビジュアルの焼き色。天城軍鳥の手羽先 フィンガーライム。

ギュッと詰まった身質は旨味が凝縮され、噛むたびに肉の旨味が広がっていきます。この日のコースで肉肉らしい味わいは手羽先だけ。

プチプチとしたフィンガーライムは脂ののった手羽先とナイスな組み合わせ。ｖ

天城軍鳥のもも雄雌の食べ比べ

最後の串物は天城軍鳥のもも雄雌の食べ比べ。

一般的に雌の方が肉質が柔らかくジューシーで、雄は筋肉が強く身質が固いことから殺処分されることが多いとのこと。

そんな話をしてもらいながら、実際に食べてみると確かに雄の方が身質は固い。

だけど旨味はしっかり残っていて、食べ応えのある肉質も素晴らしい！殺処分するももったいないし可哀そう。

鶏飯

ご飯はもちろん鶏飯。出汁で炊いたご飯に炙った鶏と白葱を豪快に着丼。

シンプル且つ上品な味わいは、鶏本来の味を楽しむには最高の味付け。お替り自由と声を掛けて貰ったが、とんでもない品数にお腹がはちきれそう（笑）

だけどここでは終わらない！

鶏飯カレー

最後の〆は、透明なカレースープを鶏飯にかけてかき込む。

透明ながらしっかりとスパイスの効いたカレーは、シンプルな味わいの鶏飯を完成状態に進化してくれる。

辛みはないので誰もが食べられ、カレーだからと言って重くもないので締めにピッタリ。

苺とマスカルポーネのジェラート

前菜4品＋串物9品＋一品物4品＋ご飯＋デザート！これで税込み一万円は相当コスパのいいコースではないでしょうか！

全体的にレアな焼鳥の火加減で提供。天城軍鳥や浜北コーチンなどの銘柄鶏を使用し満足度もお腹もいっぱい。

新しい焼鳥の開拓をできたディナーに大満足。ご馳走さまでした。

店舗情報

まとめ

勢麟の姉妹店としてオープンした幸羽は、ハイレベルな焼鳥がコースで楽しめる焼き鳥専門店でした。

上質な焼鳥はここでしか食べれないので興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい。

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