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2019年10月16日にオープンしたアットホームな雰囲気とオリジナリティー溢れる料理が人気の「ぽん酒とアテ らく」さん。全国から厳選した食材使い、こだわりの強い小料理屋さんです。
オープン当時は「旬彩らく」として営業していましたが、店名を変更し、現在は「ぽん酒とアテ らく」としてお店を営業しています。
今回は、Instagramで居酒屋さんを探していたところ素敵な料理の投稿を発見し突撃してきました。
それではぽん酒とアテ らくをご紹介していきます。
※営業時間・定休日・料理・金額については、現在と異なる場合があります。予めご了承ください。
こんな人におすすめ
- 23歳の若き店主が作る至高のコース
- 気品漂う大人な雰囲気を感じる店内
- 全国から厳選した肉、魚、野菜を使用
お店の外観
JR静岡駅から徒歩4分の所にお店を構えています。
以前記事でも紹介させて頂いた食卓おれんぢさんのすぐ近くと好立地の場所にあります。
メリッサビル の2階にお店があるけど、特に目立った看板もなく少し分かりづらい。
2階にはぽん酒とアテらく以外にKodonaという洋風居酒屋さんが営業しています。
初めて行ったときは、目的のお店はどっち?と悩んでしまったけど、階段を上がって手前のお店がらくさんでした。
店内の雰囲気
店内は、木のぬくもりと壁紙の絵が印象的のこじんまりした広さ。
席数は、全部で14席(カウンター6席 テーブル8席)あります。居酒屋と言うよりは、小料理屋のような大人の雰囲気漂う空間が楽しめます。
カウンターからは、料理の様子は見ることができないですが、素敵な器や酒器がずらりと並んでいるので、眺めながら食事を楽しむのもいいですよ。
本日は、土曜日の18時頃に予約してお邪魔してきましたが、先客は1組だけ。
それからは、次々と予約の方が集い、満席状態に。さらに飛び込みのお客さんも何組か来店され断られている方もいました。
現状は、比較的に当日の予約もしやすいので、予約してから行くのが確実でしょう。
年齢層は、20代前半~50代まで幅広い男女のお客さんがいらしていましたね。
駐車場
街中にお店を構えているので、専用駐車場はございません。
車でお越しの際は、近くのコインパーキングを利用しましょう。
メニュー
ぽん酒とアテらくのメニューは、3種類のコースから選びます。
余すことなく贅沢したい方は「7000円」、価格を抑えたい方は「5000円」、軽く飲みに行きたい方は「4000円」。
予算に応じて金額の調整もしてくれるとのことなので、ちょい飲みの場合は電話で確認してみると良いでしょう。
今回は、初めてだったので思い切って7000円にしましたが、驚愕の品数と満足度に衝撃を受けましたよ(笑)
※上記のコース料金は税抜き価格で記載しています。
ドリンクメニュー
ぽん酒とアテらくさんのドリンクメニューは、ビール、日本酒、焼酎、酎ハイ、ソフトドリンクまで厳選されたラインナップを提供していました。
特に日本酒と焼酎には力を入れていて、メニュー以外の銘柄もある可能性があります。
ホットペッパーからクーポンを利用すると、+2500円(税込)で2.5H飲み放題にすることができます。
飲み放題の場合、銘柄が限られるかもしれないので、気になる方は事前にお店の方に確認してみて下さい。
7000円コース
醤油豆
7000円のコースの1品目は、歯ごたえのある醤油豆。
醤油豆を知らない人もいると思いますが、一般的な醤油豆は、そら豆を醤油や砂糖、唐辛子などを混ぜたものに漬けたもの。
仙鳳趾(せんぽうし)産生ガキ
醤油豆をつまみに仙鳳趾産の立派な生ガキが登場。
レモンを絞って一口で贅沢に頬張る。レモンの酸味と磯の香りが口の中で広がる。うまぁ。
思わず声に出ていたけど、これは最高!身はぷっくり大ぶりで濃厚な味わいがビールとの相性抜群。
生バチ鮪炭火焼き
続いては生バチ鮪炭火焼き。添えられているのは、ほうれん草と梅。
レアな状態の鮪の炭火焼を食べるのも初めてだけど、梅とのコラボも初体験。
口に入れた瞬間に炭の香りと鮪の旨味が押し寄せてくる。
鮪×梅の組み合わせもベストで酸っぱさをプラスすることで存在感の強い料理のはずが、あっさり食べやすい!2.3品目にピッタリの料理です。
鳳凰美田
こんな美味しい料理を食べたら、日本酒を飲まずにはいられない。
本日は鳳凰美田が何種類か置いてあるようなので、鳳凰美田の飲み比べと行きましょう。
湯葉 雲丹 セコガニ
続いてはこの季節になると食べたくなるセコガニ。
今宵は湯葉と雲丹、セコガニを合わせた餡をかけた贅沢な一品。
ツルンとした舌触りいい湯葉に濃厚な雲丹の味わいと香り、セコガニの濃厚な味噌を餡が包み込んでまとめ上げているな。
もったいないけどツルツル食べれちゃう。
あお造り1(帆立の昆布〆、生タコ)
お造り1品目は、帆立の昆布〆と生タコ。
昆布〆にすることで帆立の旨みをギュッと閉じ込め、ねっとりと口の中での舌触りが心地よい。
茹でタコと違い、生で食べるからこそ楽しめるコリコリとした強い触感。噛むたびにタコの旨味と甘みが口の中で広がっていく。
お造り2(御前崎 日戻り鰹、答志島トロ鰆)
2品目のお造りは、御前崎 日戻り鰹、答志島トロ鰆。
さっきのお造りとは打って変わって、こちらは脂がしっかりあるお造り。
釣ったその日に水揚げされたカツオをその日に食べる、鮮度抜群の日戻りカツオ。
新鮮カツオだからこそモチモチとした触感と生臭さを感じない綺麗なカツオの香りが楽しめる。
答志島トロ鰆と言えばよく耳にする海の幸のブランド名。伊勢湾の栄養豊富な海で育った鰆は脂肪含有量が群を抜いて高く、トロのような触感は最高に美味い。
皮目を炙ることで、香ばしい香りと鰆の濃い味わいが衝撃的な旨味を引き出しているね。
白子とセコガニの飯蒸し
続いては白子とセコガニの飯蒸し。
白子が一番おいしい時期は1月~2月と言われているけど、少し早い11月の白子も臭みもなくクリーミーで美味い!
ぷっくり艶のある白子と、濃厚で香りの強いセコガニが飯蒸しとピッタリ合う。
白甘鯛焼物 無花果と梨の白和え
甘鯛の中でも最高級品とされている白甘鯛の焼き物。
白甘鯛と呼ばれることもあるけど、市場ではシラカワと呼ばれていることが多いです。
実際に飲食店で大将と話すときも基本シラカワの名称で話すことが多々あります。
ウロコをパリパリにして食べる調理法「松笠焼き」に無花果と梨の白和えを合わせる初体験の組み合わせ。
旨味が強く濃い味の白甘鯛に、豆腐やフルーツを使用した優しい味わいの白和えがより甘鯛の美味しさを引き出していのかな。
浜名湖産ハマグリ インカのめざめ 京人参
続いてはお椀、浜名湖産ハマグリ インカのめざめ 京人参。
幻のじゃがいもとも呼ばれている「インカのめざめ」に甘みの強い京人参。
甘みの強い野菜にサイズ感の大きい立派な蛤を合わせる。両食材とも個性の強い味わいだけど、邪魔することなく1つのお椀にまとまっています。
蛤の旨味を十分に活かした出汁も、いい塩梅でスッと喉を流れていきます。
黒牛シンシン 山山葵
終盤に近付き、焼き加減バッチリな黒牛が登場。
この部位のシンシンとは、内ももよりもさらに内側にある柔らかい部分の中央付近の芯の部分を指しています。
モモ肉でありながらその中でもとても柔らかく、キメも細かい部位。
赤身とあっさりしたサシが入り柔らかくて美味しいお肉です。山山葵とニンニクチップとの相性が最高です。
ホタテ天麩羅
牛肉の後に揚物が2品立て続けで登場。
そろそろお腹も限界に来てたけど、折角のコースだから欲張って全部頂いちゃいました。
半生で揚げている帆立の天ぷら。味付けはシンプルに塩につけて食べる。口にいれた瞬間にジュワーっと感じる帆立の旨味。
塩で食べるからこそ余計に帆立の美味しさを楽しむことができます。
アオリイカの天婦羅
2品目の揚物は、アオリイカの天婦羅。
歯はいらないんじゃないかと思うような柔らかい触感に揚げることで甘みがグンと増している。
アオリイカは高温でさっと揚げると柔らかい触感がうまれるから、恐らく高温で揚げていると思います。
桜海老御飯、赤出汁
最後の〆は、桜えびを贅沢に使用した桜えびご飯。
蓋を開けた瞬間の蒸気で感じる桜えびの香りが鼻を突き抜けてくる。
もっちり程よい水分量で、ベストな炊き加減。香り、触感、ビジュアルの3拍子揃った素敵な土鍋でした。
7000円のコースでトータル12品!とんでもないクオリティのコースを堪能できました。
店舗情報
店名 | ぽん酒とアテ らく |
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住所 | 静岡県静岡市葵区昭和町4-3 メリッサビル 2F |
TEL | 054-251-6665 |
席数 | 14席(カウンター6席 テーブル8席) |
営業時間 | 火~土、祝前日: 17:00~翌0:00 (料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 23:00) 日、祝日: 15:00~23:00 (料理L.O. 21:00 ドリンクL.O. 22:00) 日・祝は15時OPEN |
定休日 | 月曜日 |
駐車場 | 無 |
予約 | 公式ホームページ、ホットペッパー、電話 |
SNS |
まとめ
葵区昭和町にあるらくは、若き店主が作る個性的な料理を楽しめる小料理屋さんでした。
品数の多いコースは幸福度が高いので興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい。